2021年5月11日火曜日

状況の悪化は私の信念が招いたものだった!【日本人宿オーナーの96日間戦争Vol.4】

ヤツラ(=オクパのカップル)が来てから、1週間が過ぎたころ何やら「相談」があると言ってきました。

■前回までのあらすじ【Vol.3】 【Vol.2】 【Vol.1】

その相談とは、

「今お金が手元にないが、ここへ来る前に住んでいたアパートの保証金(2か月分1300ユーロ)が220日に返金されるので、それまで支払いを待ってくれないか?」

とのことだった。

125ユーロ×20日分=500ユーロ
220日に払いたいという事である。

そしてここでヤツラの必殺技の泣き脅し(はい出ました、あちらの国のお家芸!)


「他に行くところがない」

「犬とともに道で寝れば良いのか!?」

「頼れる家族がいない。俺は独りぼっちなんだ!」 

 

次から次へと、「そんなのこっちは知らないよ!」と言いたくなるような言い訳をずらずらと畳みかけるように話します。(相手の話を聞かずに自分の主張ばかりの会話、本当に体力を消耗します)

賃貸契約書の保証金の欄に1300ユーロと記載がるのことをこの日は確認して、2月20日まで支払いを待つことにしました。

このことを妻に話すと、「えっ!? そんなの信じたの? 噓でしょっ???」と呆れられ(怒られ)ました。

 

でも私にはとある信念があったのです!

 

犬を2匹も飼っているんだから、ヤツラも根は良いやつに違いない!
万国共通、犬を好きな人に悪い人はいないんだっ!

そう思っていたのです。
今となっては、例外がこんな近くにいたとは・・・・・。

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